*3/4*

"よんぶんのさん、あればじゅうにぶん"

*本音と建前*

 

_____________

 

  競わなければ 負けることはない

  競わなければ 勝つこともない

 

  競いたくないけれど、負けたくない

 

  最適解はなんだろう?

 

 ____________

 

 

 

 競いたくないんだ

 

 っていうのは建前で

 

 本音は、負けたくない。

 

 

 

 二十歳 大学生のわたし

 

 

「わたし」が

   商品として並べられる運命だとしたら

 

 まだ値札はつけられずに

 

 大切に、倉庫の中で眠らされているんだろう

 

 

 

 そんな「わたし」は

 

 

   ある意味、価値が全く無くて

   ある意味、無限の価値がある。

 

 

 

 

 だからこそ、変わる保障のない

 相対的な価値がつく瞬間がとても怖い

 

 

 卒業とともに。

 

 

 

 

 自分が思っているより

 他者から見た自分の価値は低いのかもしれない

 

 そんな自分を受け入れられるだろうか

 

 受け入れられないのならば

 そもそも知らない方が良いのではないか  

 

 

 

 商品として並べられなければ

 価値をつけられることはない

 競わなければ、傷つかない

 

 

 

 今はそれを望んでいる自分がいる

 また、それに罪悪感を感じる自分もいる

 

 

 

 これは

 守る  ということなのか

 逃げる ということなのか

 

 

 

 

 と、悩んでいる時点で

 明らかに 逃げ だと思ってる

 

 

 

 

 

 かっこわる

 

 

 

 

 

__________________

 

 

 

 

 けどさ

 

 偉そうに言うと。

 

 

 

 

 かっこわるいからこそ 

 できることをしてみたい

 

 

 

 

 わたしだからできること

 

 

 ってやつ

 

 

 

 

 元の出来がそこまで良くないからこそ

 努力の尊さもきつさも分かろうと思う気持ち

 

 

 

 人には見えない、見せない痛みがあることを

 分からなくても慮りたいと思う自分

 

 

 

 旅行や趣味、結婚とかに対して

 そこまで優先順位が高くない自分

 (しないとは言ってません

 

 

 

 

 これが「自分」であり

 

 「自分」だから選べる道を見つけたい

 

 

 と本気で思ってる

 

  

 

 

 まさに

 

 わたしはわたしの検索条件で未来を探したい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしていつか

 

 結果ありきでしか語れないものを語りたい

 

 

 

 

 かっこわるい、

 

 それでも十分生きていけるように

 心強くありたいよね

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おわり.